嫌われるのはデブのせい?飛べば「マグニチュード」お腹が鳴ると「地震」とからかわれ…!?痩せて変わりたい摂食障害の女の子を描く【作者に聞く】
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サイコミで掲載中のイララモモイ(@iroiro_kangae)さんの『付き合えなくていいのに』は、好きなのに付き合えない片思いを描く。今回紹介する「詩歌と北山の場合」は、飛べば「マグニチュード」お腹が鳴ると「地震」とからかわれ、痩せたいと摂食障害の沼に落ちていく女子高生を描く。Xに投稿すると3.5万のいいねが集まり、「みんなコンプレックスの塊」「リアルの女子の人間関係が妙に刺さる」などのコメントが届いている。今回は、イララモモイさんに制作の経緯など話を聞く。
学校も友達もうまくいかない!「幸せ」を満たしてくれるのは、食べ物を食べている間だけ
おいしいものを食べているときは「幸せ」を感じる、ぽっちゃりした体型の詩歌。スポーツテストの走り幅跳びでは、どっすん!と飛んだ姿を見た男子に「今のってマグニチュードどんくらいっすか?」とからかわれる始末。最近は、親友のこっちゃんや有紗といっしょにいても、なんだか疎外感を感じる。嫌なことがあっても、ごはんを食べて満たされることで幸せを感じている詩歌。しかし、家族からも「豚みてぇにがっつくな」「早食いは太るよ」と言われ、ごはんの時間も楽しくない。