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重度の猫アレルギーだが「猫を飼いたい!!」猫を飼うための必死の対策に多くの愛猫家たちから拍手喝采!【著者に聞く】

  • 猫が好きなのに重度の猫アレルギーを持つ猫飼太陽(@nekokaitaiyou)さん。猫に触ると、身体中に湿疹が出て痒みが止まらなくなり呼吸も荒くなる。それでも、物心ついたときから「無類の猫好き」!友達を選ぶ基準は猫を飼っているかだし、お付き合いをした女性から「私じゃなくて、私の飼っている猫が好きなんでしょ」と言われるほどだ。そんな「猫を飼いたい!」という強い猫愛が一冊にぎゅっと詰め込まれた「描描猫猫 猫アレルギーだけど猫飼いたすぎ物語」を紹介しよう。


    身体中に湿疹が出て痒みが止まらなくなるけど猫が好き


    【漫画】重度の猫アレルギー漫画家が猫を飼うためにしたことは?本編を読む 画像提供:「描描猫猫 猫アレルギーだけど猫飼いたすぎ物語」(C)猫飼太陽/KADOKAWA


    第1話 猫いないからの猫いる(2)   画像提供:「描描猫猫 猫アレルギーだけど猫飼いたすぎ物語」(C)猫飼太陽/KADOKAWA


    第1話 猫いないからの猫いる(3) 画像提供:「描描猫猫 猫アレルギーだけど猫飼いたすぎ物語」(C)猫飼太陽/KADOKAWA


    友だちと遊ぶ基準は「どんな猫を飼っているか」と言うほど猫好きで、野良猫や友だちの飼猫と触れ合うことで猫欲をみたしていた。ある日いつも通り猫と戯れていると鼻水とくしゃみが止まらなくなり、帰宅後に首や腕に蕁麻疹の症状が表れてた。症状が悪化していったのでアレルギー検査をすると「クラス6の猫アレルギー」と最も重い症状のアレルギーだと診断をうける。それでも「猫を飼いたい」という思いが強く食療法を試してみたり、神社にお参りへ行ってみたりできる限りのことをした。

    本作を描くことになったきっかけについて、猫飼さんは「ある時、僕が幽霊を見たというエピソードの取材を受けることになりました。その際に猫体験の話もしたのですが、同席されていた編集さんからそれ『それ作品にしましょう』と押して頂いたのがきっかけです。連載をさせて頂いた上に単行本化までさせて頂けました」と7年ほど前に遡った話を聞かせてくれた。


    多くの愛猫家さんからの反応があり、とてもやり甲斐を感じた猫飼さんは、「この作品を描く上で『ゆめちゃん』をいかに伝播させるかを考え、より伝わるように線や点単位に情念を込めています。一匹の猫を創り上げるような気持ちで望みました」と強い猫愛が感じられた。


    取材協力:猫飼太陽(@nekokaitaiyou)

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