鼻づまりがなかなか治らない、と病院に行ったらまさかの「がん」!2児の母の闘病生活とは【漫画の作者に聞く】
-
鼻づまりで病院に行ったら突然「がん」が発覚!2児の母・やよいかめさん(@yayoi_kame)の闘病コミックエッセイ「鼻腔ガンになった話」は、累計5000万PV超えと大反響を呼んだ漫画シリーズだ。発売中の書籍から一部抜粋し、ご本人に漫画の内容や見どころを聞いた。テーマは「ガンの始まり」。
当時は岩手で暮らしていたやよいかめさん一家。ある日、ご主人の転勤が決まる。
季節は冬。まるで〝恒例行事〟のように、家族全員風邪をひいた。やよいかめさんは鼻づまりと微熱が2週間ほど続いたが、症状は軽微だったため気にもとめず、子育てや引っ越し準備に明け暮れていた。しかし鼻づまりはいつまでたっても改善せずー。
親は子供だけでなく、自分の体も大事にしなければ
この漫画を描いたきっかけは?「親は子供だけでなく自分の体も大事にしなければならないと痛感したことです。親って、子供はすぐ病院に連れて行くのに、自分の病気はいつも後回しにしがち。そのせいで治療が手遅れになるケースを入院中いくつも見ました。子供だけでなく自分も大切にすることは、家族を大切にすることにもつながります。この漫画を読んで少しでも多くの方が『私も病院でがん検診しよう!』と思ってくださったら、とてもうれしいです」
鼻づまりが長く続く描写については「当時は熱を測っても微熱で、症状は鼻づまりだけだったので、軽い風邪だと思い込んでしまいました。インフルエンザや溶連菌のような症状が強く出る病気だと『病院に行かなきゃ』ってすぐ思えるんですが、微熱と鼻水だけだとつい『もう少し様子見てからでいっかー』と思ってしまいました」
※本作で紹介している症状は、個人の体験談でありすべての人に当てはまるものではありません。症状で悩んでいる場合は医師・看護師等の専門家に相談してください。また、センシティブな内容を含む為、閲覧にはご注意ください。
- 記事一覧に戻る