抗がん剤治療はどうなる?髪の毛は抜けてしまうの?がんサバイバーとなった今、不安は尽きない【漫画の作者に聞く】
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鼻づまりで病院に行ったら突然「がん」が発覚!2児の母・やよいかめさん(@yayoi_kame)の闘病コミックエッセイ「鼻腔ガンになった話」は、累計5000万PV超えと大反響を呼んだ漫画シリーズだ。発売中の書籍から一部抜粋し、ご本人に漫画の内容や見どころを聞いた。テーマは「がんサバイバーへの一歩」。
鼻腔ガンとの診断が下り、精密検査を受けるやよいかめさん。家族との外食時には、鼻に詰めたガーゼが飛び出して流血するアクシデントに見舞われる。
抗がん剤治療で、髪の毛が抜けてしまうのか?不安だらけの時、心の支えになったのは、ネットで見かける患者たちの前向きな体験談だった。
治療のスケジュールが組まれた。放射線と抗がん剤でがんを小さくしてから切除する方針だ。放射線を当てる際に顔がずれないように固定するマスクの型を取る。
同じがん患者の体験談が心の支えに
入院を前に不安は尽きない。「抗がん剤治療による脱毛も不安でしたが、腫瘍が鼻だったので、手術で顔が変わってしまうのがとにかく怖かったです。鼻が削げて無くなったらどうしよう、と思っていました。そうなったとしても、自分が家族みんなをサポートしたり、子供たちを育てたりすることはできたりするはず、と前を向きました。『どんな顔になってもできることはある!顔が変わっても生き抜こう!』と決意をして通院。ですが、術後に元の顔に戻れるかどうかやっぱり心配で、顔を復元する整形についても調べていました」