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防災バッグの意外な落とし穴?6割以上が“重さ”を気にせず準備している実態が明らかに

  • 近年、自然災害の増加に伴い、防災グッズへの関心が高まっている。そのなかでも重要な位置を占めるのが防災バッグだ。しかし、アサヒグループ食品株式会社が実施した「防災バッグに関する実態調査」の結果によれば、多くの人が防災バッグの重さに対する意識が低いことが明らかになった。ここでは、防災バッグの現状と、新たな非常食として注目を集めるフリーズドライ食品を紹介する。


    6割が防災バッグの重さはノーマーク?


    調査は、2024年10月に全国20~70代の男女800名(うち、自然災害による被災経験者400名)を対象に実施された。調査結果によると、防災バッグの所持率は53%と、約半数の人が準備していることがわかった。防災バッグの必須アイテムとしては、「飲料」「非常食」「ライト・懐中電灯」が上位を占めている。しかし、注目すべきは、防災バッグの重さに対する意識の低さだ。


    防災バッグ内の必須アイテムTOP10


    調査結果によると、66.5%の人が今年防災バッグの中身の見直しを実施したものの、そのうちの58.5%は「中身は見直したが、重さは気にしていない」と回答している。さらに、自身の防災バッグの重さを把握している人は38.4%にとどまり、避難時に推奨されているバッグの重さ上限を把握している人は16.1%と、非常に低い数字となっている。

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