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「高校生だったころの日記を参考に」作者のリアルを織り交ぜた映画みたいな淡い恋‼「こんな青春の記憶はミリもないのに共感しかない」の嵐、10万いいね!【著者に聞く】

  • Xに「はじめて恋人ができた女子高生の話」と投稿されたito(@nanamenoito)さんの漫画「きらきら、あおい」は、現在までに10万いいねがつく(2025年1月22日時点)。1~2話の「付き合う編」は特にキュンキュンする部分が多いが、後半からは付き合い初めのキラキラした時間のその先の日常的なカップルのリアルな恋愛へとシフトする。描写される「一コマ一コマの解像度が高い」と評価が高く、本年度「このマンガがすごい!2025」に選出された。今回は、itoさんに制作の経緯やこだわりについて話を聞く。


    世界が輝かしく見えた!好きな人を見ている時間もドキドキしながらお互いの気持ちを確認していく作業も


    きらきら、あおい第一話03 画像提供:(C)ito/トゥーヴァージンズ


    本作は全2巻完結で、初めての恋の結末は「思い出すときれいなモノに見える」という、眩しかった過去を振り返る漫画である。全編カラー展開で淡い色彩が特徴的。


    きらきら、あおい第一話06 画像提供:(C)ito/トゥーヴァージンズ


    きらきら、あおい第一話07 画像提供:(C)ito/トゥーヴァージンズ


    高校生になった美穂は、早く友達を作らないと、どんどんグループができあがっていくことに焦っていた。そんな中、偶然、前の席になった村田と話をするようになる。数学が得意な美穂は村田と放課後に勉強を教えたり、電話をするようになって少しずつ近づいていく。

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