誰にでもリスクがある「膝関節症」の最先端の治療法を聞いてみた!30~50代のデスクワーカーも要注意
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健康を意識して生活していても加齢には抗えず、全身にあらゆる症状が出てくるもの。特に認知症や消化器系の臓器に関わる疾患は、早期の治療薬の開発が求められており、テレビや新聞でもたびたび大きく取り上げられている。
一方で、あまり深刻に捉えられていない疾患が「膝関節症」だ。“徐々に膝の痛みがひどくなっていく”という一見単純な症状だが、高齢者を中心に多くの人を悩ませている。
「膝関節症」は不可逆的な疾患で、一度発症すると元に戻ることはほとんどないのだとか。劇的な治療法は存在しないため、これまでは痛みを和らげる薬剤を服用したり、ヒアルロン酸注射をしたりするしか治療法がなかった。
そこに新たな治療方法を取り入れたのが、医療法人社団活寿会 ひざ関節症クリニック(以下、ひざ関節症クリニック)。今回は、「膝関節症」の発症メカニズムや最先端の治療法について、ひざ関節症クリニックの理事長であり、横浜院の医師である尾辻正樹さんに話を聞いた。