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実は8割聞き取れていない!?「聞こえている」と「聞き取れている」は違う!「聞き取り困難症」の日常を描く【作者インタビュー】

  • 「聞こえている」のに「聞き取れない」「聞き間違いが多い」など、聞き取るのが困難な症状を「聞き取り困難症(LiD)」もしくは「聴覚情報処理障害(APD)」という。この症状は通常の聴力検査では異常が発見されず、難聴ではないとされる。しかし、耳から入った音の情報を脳で処理、理解する際に、なんらかの障害が生じている状態で言語として認識できない状態だ。そんな生活を送る高校生を描いた、雨桜あまおう(@amaousansan)さんの創作漫画「聞き取りが苦手すぎる男子の日常」を紹介する。


    ちゃんと聞こえているのに…「いつも話聞いていない」と言われてしまう


    【漫画】「聞き取りが苦手すぎる男子の日常」を読む 画像提供:雨桜あまおう(@amaousansan)


    聞き取りが苦手すぎる男子の日常1(2) 画像提供:雨桜あまおう(@amaousansan)


    聞き取りが苦手すぎる男子の日常1(3) 画像提供:雨桜あまおう(@amaousansan)


    「聞き取り困難症(LiD)」もしくは「聴覚情報処理障害(APD)」に片足を突っ込んでいる主人公・橘結友。教室などのガヤガヤした場所では、しばしば相手の話が理解不能となる。「必殺!テキトー相槌&愛想笑い」を試みるも、状況と合わないことも。音声は聞こえているので、聴力には問題はない。ただ、聞こえているのに、言語として把握することが難しいのだ。

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