スターバックスがバイオマス素材のストローを導入!いったいどんなストロー?
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スターバックスのストローが、紙製から、生分解性のバイオマス素材のストローに順次変更になることが昨年発表され、SNSが大いに沸いた。新ストローは総合化学メーカー・カネカの「カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet(R)」製で、飲み心地の良さと環境負荷低減を両立しているという。いったいどんなストローなのだろう。カネカGlobal Open Innovation 企画部の宅 佑奈さんに聞いた。
微生物の力で作られるGreen Planet(R)
新ストローは植物由来のバイオマス素材で、従来の石油由来のプラスチック製品とそん色ない使い心地でドリンクを楽しめる。その原料となるGreen Planet(R)の大きな特徴は「植物などのバイオマス原料で作られていること」「海水中や土壌で生分解されること」の2つだと宅さんは言う。まずは生産方法について伺った。
Green Planet(R) は微生物の力で作られる素材だ。微生物がプラスチックをつくる…とはどのような仕組みなのだろう。