母の命令で整形手術も!?「あなたのため」という言葉で支配された子が「うちの親おかしいかも」と気づくまで【作者に聞く】
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「毒親」今でこそ聞きなじみのある言葉となったが、暴力や経済的理由で子どもを束縛するだけではない。自分の考えを子どもに押し付け、思うようにコントロールする親は、支配型の毒親といわれる。そこには「あなたのためを思って」という言葉が付きまとい、あなたに似合うと選んだ服、習いごと、進学先、就職先――挙句に容姿や付き合う人まで干渉してくる。「うちは何かがおかしい」友達の親子関係と違うと気づいたとき初めて違和感を覚えた、グラハム子(@gura_hamuco)さんの自伝「母の支配から自由になりたい」出版にあたりインタビューを実施。本作を描き上げるまでの思いを聞いた。
親との関係で悩む人へ「この本が、あなたの世界を変える手助けとなれたら」
幼い頃からずっと母親の支配に従って生きてきたが、ある時「もしかして、うちはおかしい?」と気がつき、自分と向き合い感情を取り戻していくプロセスを描いた自伝本を出版したグラハム子さん。制作の過程で気づけたことは、自分の中にある「未消化」のものの多さだったという。「描き始める時点では、もう自分ではほぼ消化できていると思ってたんですが、描いているうちに『あれもだ、これもだ』と新たにどんどん見つかっていきました」と、自身が思っていた以上に抱えていたものが大きかったことを明かしてくれた。