陰キャの霊と陽キャの神、両方に憑かれる男!?コメディかと思いきやまさかのシリアス展開に目が離せない【作者インタビュー】
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憑かれやすい体質を持つ主人公の周りには、常に悪霊が寄り付いてきていた。しかしその割に彼は困ってはいなかった。なぜなら、引き寄せていたのは幽霊だけじゃなく、八百万の神々もだったから…!! 「憑かれやすい男にはもれなく八百万がついてくる」を描いているのは漫画家の比内ハツ(@s_n_c_yha )さん。今回、作者である比内ハツさんに、本作について話を聞いてみた。
憑かれやすい主人公に引き寄せられるのは悪霊だけではない
本作の構想は、ホラー系の夢を見たのがきっかけで、その夢を軸に設定を組みなおしたのだという。小学校の教員である主人公の小林翔太に、悪霊たちが憑りつこうとするが、そのたびに八百万の神々が「おっ悪霊じゃん」と前のめりに霊を取り囲む。「悪霊(陰キャ)だけではなく神様(陽キャ)にも憑かれやすい体質である陰キャの主人公が、なんの苦労もなくなんとなく除霊できてしまう話」という、コメディ要素がてんこ盛りのストーリーだ。