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【危険】躁うつ病の最も危険な「混合状態」をボクシングにたとえて解説してみた【作者に聞いた】

  • 中学校2年生から高校1年生までのはっきりした記憶がないと語ったのは、書評ライターや連句人として俳句や文芸情報をX(旧Twitter)で発信している高松霞さん(@kasumi_tkmt)。


    家族の不幸に無意識に追い詰められていた日々と、それにより発覚した躁うつ病との日々を綴り、その心情にぴったりな俳句とともにコミカライズ。


    作画は、自らのことを「霊感のようなものがある人間」と紹介する漫画家・桜田洋さん@sakurada_youが担当。その柔らかで心に染み入る絵のタッチと、鮮やかな色づかいが魅力。


    今回は、躁うつ病の「混合状態」と呼ばれる症状をボクシングにたとえて描く。何度もリングに立って戦おうとするが、手を繰り出せど繰り出せど、敵に届かない…。そんな心情に寄り添う俳句とともにお送りする。


    6話P1-1 漫画=桜田洋、原案=高松霞


    6話P1-2 漫画=桜田洋、原案=高松霞


    6話P2 漫画=桜田洋、原案=高松霞


    6話P3-1 漫画=桜田洋、原案=高松霞


    6話P3-2 漫画=桜田洋、原案=高松霞


    双極症患者の脳が、体が、どれだけめんどくさいかが書きたかったと話す高松さん。


    双極症患者の状態は、平常時を除いて主に3つに分けられて、「躁状態」「うつ状態」だけではなく「混合状態」まである。高松さんによると、「混合状態」が一番しんどい負け試合であり、「やってられないよ!」と大声で叫びたくなるのだそうだ。

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