「世の中の目盛すべてを読みやすくしたい」、ユーザーファーストを目指した新潟精機の“階段状で見やすい”定規「快段目盛」がすごい

-
長さを測るために使われる定規。ごく身近なアイテムだが、新潟県三条市に本社を構える新潟精機株式会社が作る定規は一味違う。
1センチの部分を見たときに、5ミリの部分が長く、間の1ミリ単位の線は同じ長さの短い線で表現されているのが一般的だ。これに対し、新潟精機の定規は1ミリ単位の線の長さが階段状になっている。新潟精機ではこのオリジナルの目盛を「快段目盛」と名付け、さまざまなタイプの定規を製造・販売している。「快段目盛」は従来品と比べて見やすいとさまざまな場所で評判だという。ステレオタイプにとらわれない、斬新な発想の商品はどのようにして生まれたのだろうか?新潟精機代表取締役社長の五十嵐利行さんに話を聞いた。
定規の役割とは何か?原点に立ち戻って生まれた「快段目盛」
1960年に創業した新潟精機。創業当時から一貫して精密測定工具の製造・販売を生業としており、主力商品はPT(Precision Tool、精密測定工具)製品だ。