「ウメハラがぁ!…チーズ2枚ぃ!ウメハラがのせたぁぁーっ!」異様なテンションの実況の下、プロゲーマー・ウメハラ(梅原大吾)選手が日清食品の「カップヌードル チリトマトヌードル」と戦うWEB CM「ウメハラがぁっ 篇」が2025年2月に公開され、SNS上で大きな反響を呼んだ。
本CMは、「チリトマトヌードル」にチーズ2枚を乗せて食べるアレンジを、『GUILTY GEAR XX』のゲーム画面を模して、ウメハラ(梅原大吾)選手が操作するキャラクター・ソル=バッドガイ(以下、ソル)が「チリトマトヌードル」を相手に戦い、画面端に追い込んで勝利するという演出でコミカルに紹介。これは20年以上にわたって格ゲーコミュニティで語り継がれる名シーン(※)を現代に蘇らせたもので、プレイヤーのウメハラ選手はもちろん、ゲーム実況を当時担当したガマの油さんを起用し、プレイ画面のエフェクトや色彩に至るまでオリジナルを緻密に再現するこだわりようだ。
(※)2003年に開催された格ゲー大会『闘劇』の“電波実況”
語り継がれる格ゲー界の伝説を、なぜ「カップヌードル」のCMでオマージュしたのか。ウメハラ選手を起用した背景や、CM制作の舞台裏について、日清食品の担当者に聞いた。
表情や言い淀みまで!当時の光景を極限まで再現
――「カップヌードル」のWEB CM「ウメハラがぁっ 篇」を制作したきっかけを教えてください。
「チリトマトヌードル」がリニューアルしたことを広くアピールするために、TVとWEBを活用したプロモーション施策を展開することにしました。TVCMは、「チリトマトヌードル」という商品の良さを再認識していただきたいとの思いから、幅広い層のお客さまに向けて商品の特長を訴求する内容にしたので、WEB CMは「チリトマトヌードル」をより多くのお客さまに食べていただきたいとの思いから、実際に試してみたくなるような食べ方を提案する内容にしました。