ウォーカープラス
  • これは郵便配達員が実際に経験した不思議な体験談である。いつも配達で伺う山口さんの家にはとても元気なポメラニアンがいた。配達員がいつもおやつやおもちゃを運んできてくれるため(実際は飼い主が注文して配達員は運んでいるだけ…)、ポメラニアンのココは配達員が大好きで、歓喜してお出迎えをしてくれるのだった。そんなある日、山口さんの家に書留を届けに行くと、ココの姿はなく、鳴き声も聞こえず、家中がシーンと静まりかえっていた。


    人なつこい元気なポメラニアンだった 送達ねこ(@jinjanosandou)


    「ココ、亡くなったんです」。山口さんは静かにそう言い、「私のせい」「私がココの名前を呼んだから」と自分を責めていた。一体何が起こったのか…?


    かける言葉も見つからなかった郵便配達員だったが、ふた月ほど経ったころ、突然山口さんが明るい笑顔を浮かべていて、珍しく思い「何かいいことがありましたか」と尋ねてみた。すると、山口さんの身に世にも不思議なことが起こっていたのだった。少しためらいながらもその話をしてくれた山口さん。郵便配達員はどんな話を聞いたのか?


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