「それが八田の姿を見た最後だった」簡単に退職を許さないブラック企業の辞め方に「これはいい!」と共感の嵐【作者に聞く】

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「うえっ…もう22時だ。スーパーがまた閉まってる」。長時間残業を強いられる、いわゆるブラック企業に就職した八田。上司に相談しても引き止められるばかりで、退職の意向は無視される。仕事のもやもやを描いた、羽流木はない(@warugi871)さんの「お仕事をがんばる女性の話」が、X(旧Twitter)で話題だ。
最初の伏線がひっくり返る結末!!
辞めたくても辞めることすら難しいブラック企業。作者の羽流木はないさんがこの物語での退職方法を思いついたきっかけは「仕事を辞めたかったとき、言い出すのが気まずくて思いつきました」という自身の経験からだそうだ。本作は見事にバズッたが、羽流木はないさんは「私自身が最初の伏線が最後にひっくり返されるのが好きなので、そういう驚きがネットで軽く読むにはよかったのかもしれません」と語る。たしかに、本作は最初の伏線の張り方が絶妙で騙された読者も多いようだ。
ネット上では、同じように「この人に依頼したい」という方が続出していたが、嫌な上司を引き摺り込む方法はありなのかと問うと「上司にもいろいろな事情があるかも…と私個人は考えてしまうタイプですが、契約についてはそもそも倫理観の外のことなので、選択肢としてはありだと思います!」とのこと。この人を雇う方法に対して読者からたくさんのコメントがあったが、羽流木はないさんとしては「自分だったら『誰を』あるいは『何を』選ぶか、ぜひ自由に想像してもらえれば幸いです」と語る。
退職したいのにうまく辞められないという社会人あるある。漫画らしい斬新な退職方法に「これはいい!」と共感が集まっている。まだ読んでいない方はぜひ本編を読んでみてほしい。
取材協力:羽流木はない(@warugi871)
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