セクハラやパワハラに対し「昔は普通だった」「騒ぎすぎ」という声があるが、本当にそうだろうか。加害者に反撃すると「スカッとした」「最高」などの反応とともに、「やりすぎでは？」との声も上がる。そんな議論を呼んだ伊東(@ito_44_3)さんの創作漫画「秘技・セクハラ殺し」を紹介したい。

伊東さんはXで毎日5コマ漫画を投稿し、万バズを記録する作品も多数。無料公開中のKindleでは、まとめ作品や描き下ろしも読める。「応援のおかげで毎日投稿を続けられます」と語る。

「大丈夫そ？」とニヤつく上司への強烈カウンター

出張前夜、上司が「ホテルの予約ミスでツインしか取れなくて…」とニヤニヤ。気まずい空気に「気にしないでください」と返す部下だが、「実は私も予定が変わって行けなくなりました」と、さらりと予定変更を告げる。

そこからは怒涛の追い打ち。これまでのミスを一気に報告され、上司は絶句。1コマ目と5コマ目のギャップが痛快だが、「やりすぎでは？」との声も寄せられた。

「私としては『ザマァみろ』の気持ちで描きましたが、人によってはやりすぎに見えるようです」と伊東さん。「とはいえ、セクハラは断固として許されるべきではない」というスタンスは揺るがない。

取材協力：伊東(@ito_44_3)