数時間後にまた会う同僚には「さよなら」を言わない、連日の残業が当たり前の職場。昼食は片手で食べるラップ飯で、時には賞味期限切れのパンも。そんな社畜生活を送るねこくんが、勤続15年の溜まりに溜まった怒りを爆発させ「こんな会社やめてやる」と退職に至るまでを描いた、あおいしさん(@ao144444)の実録漫画『残業ねこ』を届ける。
学歴なし、資格なし…「自分の価値」高めるための奮闘
ねこくんの勤務先は残業が多く、月100時間を超えても手取りは数十万円。そんな現状に「転職してぇ」と一念発起したねこくんは、まず転職サイトに登録。しかし、1週間経っても打診がなく、自身の学歴や資格のなさに愕然とする。そこで、ファイナンシャルプランナーの資格取得を目指すことにした。多忙な日々のなか、ねこくんは休日と仕事終わりに勉強時間を確保し、見事ファイナンシャルプランナーの資格を取得した。