白猫のミコさんと一緒に暮らしている漫画家の久川はる(@hisakawa_haru)さんは、大の愛猫家である。『飼い猫とオタ活』『飼い猫と握手会』の2作品をSNSにアップすると、「猫活、最高ですよね」「猫活はやめられませんなぁ(モフモフ)」「猫活wwwわかりみがすぎます!」と、猫の下僕と化しているであろうおろかな飼い主たちがワラワラとコメント欄に集まってきた。

本作『飼い猫とオタ活』と『飼い猫と握手会』は、久川さんのコロナ禍のエピソードを描いたものである。コロナ禍前の久川さんは、女性アイドルのライブに参戦してエネルギーを補給していたのだが、軒並みライブが中止となり「愛しい存在にコールを入れたい」という謎の願望だけが心に渦巻いていた。そんな久川さんの目に止まったのが、愛猫のミコさんだった。「いるじゃないか、愛しい存在…!!」と気づいてしまったから、さぁ大変!