数年前からホラー漫画を描いている色白ゆうじろう(@mrwhiteblogger)さんは、SNSを中心に短編漫画を公開している。独特な世界観がなんとも魅力的で、どの作品も続きが気になってしまう。今回はX(旧Twitter)に投稿されている中から漫画『広がる夢(1)~(3)』を紹介するとともに、著者に夫がどうやって恐ろしい夢から抜け出したかについても話を聞いた。
Aさんは夫と一緒にある美術館を訪れ、そこでは海外のとある画家の個展が催されていた。画家の作品は美しい風景画が多かったが、一点だけ奇怪な作品があった。
その画家は耐え難い悪夢を見たようで、その悪夢を描いた作品のようだ。その絵を見ると「おかしな事」が起きるとも噂され、ネット界隈ではとても話題になっていた。
Aさん夫妻も実際にその絵を見に来たが、絵の個展ブースは混んでいたという。その時突然Aさんは謎の頭痛と吐き気、倦怠感に襲われ、閉館までトイレで足止めすることになってしまう。