2025年6月20日より全国公開された『秘顔-ひがん-』。本作は、消えたはずの婚約者が鏡の中から“秘密”を覗き見する密室サスペンスを描いている。公開前に試写で観た本作の感想を紹介(以下、ネタバレを含みます)。
【ストーリー】
婚約者が消えた。残された手がかりは、「あなたと過ごせて幸せだった」というビデオメッセージだけ。
将来有望な指揮者ソンジン(ソン・スンホン)は、オーケストラのチェリストでもある婚約者スヨン(チョ・ヨジョン)の失踪に動揺していた。
喪失感に苦しむ中、ソンジンは公演のためにチェリスト代理のミジュ(パク・ジヒョン)と対面する。スヨンの代わりはいないと考えていたソンジンだったが、言葉にしがたいミジュの魅力にたちまち惹かれていった。
大雨の夜、ソンジンとミジュは、スヨンのいない寝室で許されない過ちを犯す。しかし、欲望のままに求め合う2人を失踪したはずのスヨンがすぐ<そこ>で覗いていた…。