「1時間ご飯食べるだけで1万円とか。めっちゃ稼げるよ」と、中学時代の旧友がパパ活で稼いでいると知り、安易に足を踏み入れてしまう高校生の千紘。ある日、母親のもとに警察から電話がきて、娘がパパ活をしていたことを知る。「もし、自分の娘がパパ活していたら?」。自身の経験と現役女子高生に取材を重ねて描いた、漫画家グラハム子 ( @gura_hamuco)さんの新書「娘がパパ活をしていました」を紹介する。
友達がやってるから自分も大丈夫って本当?甘い言葉には罠があるかも!
郊外に住む15歳の千紘は、渋谷にある私立の女子高に進学。まわりの子たちはみんなお金に余裕があり、大人っぽくておしゃれ。そんななかで、自分も近づきたくてファミレスでバイトを始めた。カラコンをつけたり、まつげを上げたりするだけで、自分の印象が変わっていくのがうれしかった。