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  • 漫画「若年性認知症の父親と私」(1/138) 画像提供:吉田いらこ(@irakoir)


    SNSやブログで「若年性認知症の父親と私」を投稿し、注目を集める吉田いらこさん(@irakoir)。彼女が高校生のころに父が若年性認知症を患い、当時の苦悩や壮絶な体験をリアルに描く本作について、吉田さんに話を聞いた。


    「誰かに聞いてほしい」…ありのままの気持ちを漫画に


    漫画「若年性認知症の父親と私」(2/138) 画像提供:吉田いらこ(@irakoir)漫画「若年性認知症の父親と私」(3/138) 画像提供:吉田いらこ(@irakoir)どこにでもいる普通の家族だったが…!? 漫画「若年性認知症の父親と私」(4/138) 画像提供:吉田いらこ(@irakoir)


    本作は、吉田いらこさんの父親が病気になってから亡くなるまでの23年間を描いている。作品を描いたきっかけについて、「今まであまり人に話すことはなかったが、ただ誰かにこのことを聞いてほしいという思いはずっと抱えていました。リアルの知り合いに話すのは重たいと感じていたので、読む読まないの自由があるSNSに載せることにしました」と語る。


    描くうえでは「私の感じた正直な気持ちを描く」ことを大切にしたといういらこさん。「私は健気に介護をするわけでもない、家族のために努力するわけでもない、何もせず過ごしてきました。この漫画を読んでつらい思いをする方、腹立たしく思う方がいることはわかっていましたが、ありのままの自分を出し気持ちを吐き出すことだけを考えて描きました」と明かした。


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