主演女優の篠宮みきは、始まったばかりの現場に緊張が続いている様子。クランクイン初日からキスシーンがあるからだ。ドラマの制作現場はピリついていた。そこに、ロケ弁到着の連絡が入り...?今回は、テレビの制作現場に欠かせない「ロケ弁」の手配でチームをまとめ連携させていく、新人米子の成長物語をおすすめしたい。原作・のやまあき、演出(ネーム)・つのだふむ(@tsunoda_fumm)、作画・サエグサケイ(@saegusakei)さんがタッグを組んだ「ロケ弁の女王」を紹介するとともに制作の裏側について話を聞く。
おいしいロケ弁は良い現場作りに必須!
本作「ロケ弁の女王」はテレビ制作の裏側とロケ弁をテーマに、主人公である制作部の新人・俵米子が成長していく物語である。助監督に怒鳴られながら日々奔走する米子と、現場の雰囲気を左右する重要な役割を持つロケ弁を通した人間模様が描かれている。