連日、終電ギリギリまで残業していた主人公は心身共に疲れ果てていた。そんな彼に、チャラチャラしたなりの若者が「お兄さん、お疲れだね」と声をかけてきた。主人公の進行を妨げて「いいモノあるんだけど吸ってかない?」と口早にまくしたてる若者。何だか犯罪の臭いがプンプンするのだが…?本作を描いたのは、高岸かも(@kamotakagishi)さん。「コンプティーク」(KADOKAWA)にて連載していた「魔王道」(全3巻発刊)や、「カドコミ」(KADOKAWA)での連載作品「悪役令嬢はやる気がない」(全1巻発刊)のコミカライズを担当した漫画家である。高岸さんに話を聞いてみた。
猫吸いで至福のときを
今日も終電ギリギリで疲れ切った主人公の前に現れた若者は「いいモノがあるんだけど吸っていかない?」と声をかけてきた…!「ヤバイ薬のバイヤーか?」と感じ取った主人公は「いや俺そういうのいいんで」と断り、その場を離れようとしたが、若者は名残惜しそうに「1回吸ったらヤミツキになるのになあ」と“あるモノ”をポケットから取り出した。その瞬間、疲れ果てていた主人公の目の色が変わった!!ポケットから出てきたのはなんと、猫!正体を知った主人公はめちゃくちゃ吸わせてもらった。