学生時代から漫画を描いているのぞみわたるさん(@nozomiwataru)は、SNSやブログを中心にギャグ漫画を公開している。シンプルな描写だが、どこかクスッと笑えて読み続けたくなる作品だ。今回は、制服をめぐるエピソードと、廊下を走る先生の二つの作品を紹介するとともに、作者に親からどんな期待をされたことがあるか話を聞いた。
大きすぎる制服
ある日、友人に「前から思っていたけど制服大きくない?」と聞くと、友人は「うちの母ちゃんがどうせ成長するから、制服も大きめにしておきなさいって…」と話す。その言葉に納得するが、友人は特に大きく成長することもなく、三年後の卒業式でもブカブカの制服を着ていたのだった。
のぞみわたるさんに、自身が親からどんな期待をされたことがあるか尋ねると、「特に期待はされていなかったです(いい意味で)」と答える。「そのおかげでプレッシャーもなく、のびのびと育ててもらいました。もし自分が親になったら、子どもにも同じように接してあげたいと思います」と話してくれた。