天気が微妙な三連休はお家でのんびり漫画三昧?本稿では2025年上半期にバズった漫画を紹介する。
離席の同僚に「さよなら」は言わない。なぜなら数時間後にまた会えるからだ。連日の残業は当たり前。昼飯は片手で食べられるラップ飯で、時折賞味期限が切れたパンを食べることもある。そんな社畜真っ只中の残業ねこが、勤続15年の溜まりに溜まった怒りを爆発!「こんな会社やめてやる」と退職に至るまでを描いたあおいし(@ao144444)さんの実録漫画「残業ねこ」をお届けしよう。退職に至るまでの道のりは長く、転職先が見つかってからも会社の足止めが激しく心身ともに疲労した体験談も伺った。
資格取得が自信と転職成功のきっかけに
今作「残業ねこ」は作者あおいしさんの実体験を描いた作品。勤続15年の主人公、ねこくんは終わりの見えない残業に追われる日々。「転職」の二文字が頭をよぎるものの、自信のなさから一歩を踏み出せずにいた。勇気を出して転職サイトへ登録してみるも、学歴も資格もない自分の市場価値に愕然とする。それでも、社畜地獄を抜け出したいという強い思いが、ねこくんを資格取得へと駆り立てた。