土日はお家でゆっくり漫画三昧!2025年上半期によく読まれた漫画を紹介。
アルバイトから社員になり、勤続15年のベテランとなった主人公。しかし、毎日残業しても手取りは十数万円。パワハラ気質な上司の圧力にも耐え、長い間「辞めたい」と思いながらも、なかなか行動に移せずにいた。しかしある日、布団から出られなくなり、怒られたわけでもないのに突然涙が溢れる。これは体からのSOSだと気づき、ついに退職を決意する。このリアルなエッセイ漫画「残業ねこ」は、あおいしさん(@ao144444)が自身の経験をもとに描いている。
限界を迎えた体と心
2022年6月から投稿が始まったこの漫画では、どこか憎めない表情のねこが主人公だ。ねこくんの職場では、残業が当たり前。自分を鼓舞するため、ストロング缶と値引きシールが貼られた総菜で晩酌する日々。しかし、ある日を境に眠れなくなる。「明日がくるのが怖い」。それは、心が限界を迎えたサインだった。