天候が不順な三連休はお家でのんびり漫画三昧!本稿では2025年上半期にバズった漫画を紹介する。
希望を胸に入社した会社は、ハードワークのブラック企業だった。次々と辞めていく同期を見送りながら、「とりあえず3年は仕事を続けよう」と、じょんさん(@John25uru)は4年間勤め上げた。最後には神経症を発症し、退職するまでの体験を綴った漫画「暗黒労働編」を紹介する。
「私たちは明後日辞める」…入社初日の不吉な挨拶
入社式の後、歓迎会では優しそうな先輩たちに囲まれ、社会人生活に希望を感じていたじょんさん。しかし、挨拶回りで出会った先輩に「私たちは明後日辞めるの、ごめんね」と告げられる。内定時期にいたはずの先輩たちの姿も見当たらず、「みんな辞めちゃったんだよね」と聞かされ、一抹の不安を覚えた。
働き始めると、社内研修や打ち合わせが終わるとすでに定時。そこからようやく通常業務に取りかかるため、終電を逃すことも、深夜を過ぎることも日常茶飯事だった。上司には「社会人は頑張ることが当たり前」と聞かされ、いつしか残業が「普通」だと思うようになった。