働くなかで経験する日々のできごとを、哀愁ただようタッチの漫画で発信する青木ぼんろさん(@aobonro)。彼の描くシーンは、多くのサラリーマンが共感を覚えるものばかりだ。
本稿では青木さんのサラリーマン生活を描いた漫画『恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活』を紹介。今回は、コロナ禍になって出現した「アクリル板」との葛藤を描いたエピソードだ。
「頭を抱えた」狭さ…コロナ禍で起きたランチの悲劇
このエピソードはコロナ禍での実体験かと尋ねると、「はい。コロナ禍の出来事なんです。お昼のピークタイムで店内はほぼ満席、そのなかで座った席が、激細だったので頭を抱えました。無言で動かすのもよくないし、説明しようにも状況がややこしいうえに、食べてる方はノーマスクなので話しかけるのもよくない…そんなさまざまな葛藤がありました」と、当時の心境を語る。