2025年10月4日より、TVアニメ『終末ツーリング』の放送がスタートする。同作はさいとー栄さんが月刊コミック誌「電撃マオウ」で連載中の同名漫画を原作とした作品で、ヨーコとアイリ、2人の少女が終末を迎えた後の日本各地をオフロードバイクであるヤマハ・セローを駆りタンデムで旅するという物語だ。放送直前の今、ウォーカープラスはヨーコ役の稲垣好さんとアイリ役の富田美憂さんにインタビュー。アフレコの舞台裏や2人が挙げる第1話の印象的なシーン、WEB番組「週末ツーリング」のこぼれ話まで、ネタバレすれすれで話を聞いた。
「2人は絶対に対等な関係」稲垣好さんと富田美憂さんが語る収録現場
――収録前、本作にどんな印象を持ったかを教えてください。
【稲垣好】終末世界でこんな制服を着た女の子が大きなバイクにアイリを乗せて走るんだ、ってところに驚きというか新鮮味があって。そして読んでいくといろいろと現実にないようなファンタジーな部分もあって、ゆるやかだと思いきや山あり谷ありですごく緩急があって、読み進める手が止まらなかったです。そして「私もやってみたい」って思えることが多い作品だなと思いました。
【富田美憂】今作のオーディションは、事務所で音源を録ってお送りして、合格をいただいたらスタジオでスタッフの皆さんの前で(演じる)という形式でした。その中で、主演2人にはあんまりキンキンした音を望んでいないんだろうなとすごく感じたんです。原作の持っている、画から伝わってくる空気の綺麗さとちょっとチルで癒やされる感じを、アニメでもきっと表現したいんだろうなと思いました。