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吉沢亮さんが主演を務め、横浜流星さんが共演する映画『国宝』が、2025年9月23日までの公開110日間で、観客動員数1066万人、興行収入150億円を突破した。邦画実写作品として『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年公開、173.5億円)に次ぐ歴代第2位の地位を不動のものとし、日本映画史に新たな金字塔を打ち立てている。


釜山国際映画祭で2000人の前に登壇した黒川想矢さん、吉沢亮さん、李相日監督


133億円から150億円へ――衰え知らずの快進撃


2025年9月7日に133億円突破が発表されてからわずか2週間余り。今もなお、劇場には幅広い世代の観客が詰めかけ、リピーターもあとを絶たない。この驚異的な動員力が、わずか17日間で17億円という大幅な上積みを実現させた。


吉沢亮さんが吹き替えなしで挑んだ圧巻の演技!


横浜流星さんの美しい「二人道成寺」


トロント国際映画祭でスタンディングオベーション


米アカデミー賞の前哨戦ともいわれる第50回トロント国際映画祭Special Presentation部門に出品された『国宝』。現地時間2025年9月11日、1244席が満員の中で公式上映が行われた。日本での特大ヒットを受け、海外でも大きな期待が高まっており、会場には入場を待つ長蛇の列ができるなど、上映前から場内の熱量は最高潮に達していた。


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