TikTokで驚異的な再生回数をたたき出し話題を呼んだ、斜線堂有紀さんの恋愛小説を実写化した映画『恋に至る病』が、2025年10月24日(金)に全国公開される。公開前に試写で観た本作の感想を紹介する(以下、ネタバレを含みます)。

【ストーリー】
転校続きで学校に馴染めない内気な男子高校生・宮嶺望(みやみねのぞみ/長尾謙杜)。宮嶺の引っ越し先の近くに住む、学校中の人気者・寄河景(よすがけい/山田杏奈)と出会い、ある出来事をきっかけにお互いが惹かれあっていく。

しかし、宮嶺が人気者の景と仲良くすることをよく思わないクラスメイトたちが、宮嶺をいじめてしまう。それを見逃せなかった景がクラスメイトに立ち向かうが、逆にひどい仕打ちを受けてしまうことに。

この出来事以降、同級生の不審死が連発し、宮嶺は景に対して疑問を抱くようになる。