ウォーカープラス

「朝、アラームが鳴っても起きられない」。そんな経験を持つ人は少なくないはず。特に、秋の季節は「秋バテ」で体がだるく、布団から出るのが一層つらく感じる時期だ。


スマートフォンのアラームを利用する人も多いだろうが、スワイプひとつで止められる音では心もとない。「絶対に起きたい朝に、頼れる存在がほしい」──。そんな願いに応えるのが、セイコーウオッチの「RAIDEN(ライデン)」だ。


“電車が通過する時並みの音量”で知られるこのシリーズは、38年にわたり「寝坊できない人たち」の味方であり続けている。


今回は、セイコーウオッチ株式会社の広報・PR室 室長の平岡孝悦さんと、クロックデザイン・企画部の大五亮太さんに、RAIDEN誕生のきっかけからその圧倒的な音の秘密などについて話を聞いた。


圧倒的な大音量で、「寝坊できない人」の朝を38年にわたり支え続けてきたのがセイコーウオッチの「RAIDEN」(画像は現行の「スーパーライデン」)だ 【画像提供=セイコーウオッチ】


遊び心から始まった“RAIDEN”ブランド


「RAIDEN」は、ただの目覚まし時計シリーズではない。1988年に誕生して以来、独自の世界観と信頼性で支持を集める“ブランド”として進化してきた。


「もともとは“クロック業界でなにかおもしろいものを作りたい”という発想から始まりました。当時、開発チームが出した答えが『とにかく大きな目覚まし時計を作ろう』というものでした」(平岡さん)


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