3連休はお家でゆっくり漫画三昧!2025年上半期によく読まれたバズ漫画を紹介。
結婚して5年、もうすぐ36歳になるミカはそろそろ子どもがほしいと焦っている。しかし、同い年の夫は「まだいいじゃん」とはぐらかすばかり。妊活を焦るミカと向き合おうとしない夫のすれ違いを描いた、漫画家グラハム子さん(@gura_hamuco)の新刊『うちの夫は子どもがほしくない』を紹介するとともに、制作の経緯や込めた思いについて話を聞いた。
「子どもを持つことが幸せの象徴ではない」欲しくない派の真意
結婚5年目で夫婦仲は悪くないものの、子どもに対する価値観の違いでミカと夫はすれ違っている。ミカはタイミングを見て子作りの相談をするが、夫は機嫌を悪くして話をそらすばかりだ。
子どもの有無ではなく「夫婦の問題」
本作の見どころについて、グラハム子さんは「タイトルを見ると子どもの有無をテーマにしているように見えるが、実は大きなテーマはそこではない」と語る。取材を重ねて気づいたのは、「子どもの有無で悩んでいるのは確かなのだが、もっと広く捉えると『夫婦の問題』なのだ」ということだという。