ウォーカープラス

ネットで買い物をしたり、アプリをダウンロードしたり...。そのたびに表示される「利用規約に同意しますか?」の文字。正直、最後まで読んだことがある人は、あまり多くないのではないだろうか。


「どうせ難しいし、みんな同意してるから大丈夫」。そう思って、つい“同意する”を押してしまう。だが実は、その“読み飛ばし”が思わぬトラブルを招くことがあるという。そんな課題を解決しようと登場したのが、AIが規約を要約してくれるサービス「ソーシャルペンタゴンダイジェスト」だ。利用規約の“わかりにくさ”がどんな問題を生み、どう解決できるのか。


今回は、このサービスを開発した株式会社Social Pentagon(ソーシャルペンタゴン)の代表取締役・吉澤宏充さんに、取り組みの背景と狙いを聞いた。


株式会社Social Pentagon(ソーシャルペンタゴン)代表取締役の吉澤宏充さん(左)、執行役員の吉澤繭子さん(右) 【画像提供=ソーシャルペンタゴン】


9割が理解せずに“同意”。それがトラブルの温床に


「年間30億回以上の『同意』がウェブ上で行われています。そのうち85〜95%のユーザーは、内容を理解しないままクリックしているんです」と話す吉澤さん。


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