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  • 画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)


    配達中に荷物が破損してしまった場合、荷物事故として商品代金が弁償される。しかし、その補償額に納得がいかないのはなぜだろうか?今回は、ゆきたこーすけさん(@kosukeyukita)の漫画『運び屋ゆきたの漫画な日常』に投稿された話『フィギュア職人』を紹介するとともに、ゆきたさんに話を聞いた。


    「付加価値」は補償されない…悲劇のフィギュア職人


    画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)


    フィギュア職人が自作のフィギュアをSNSに投稿すると、8万円で譲ってほしいという人が現れた。梱包して発送したが、途中で破損してしまったという。フィギュア職人は、「これは、8万円の価値があるんですよ!?弁償してください」と訴えた。しかし、実際に補償されるのは制作にかかった材料費のみだった。


    ゆきたさんは、「昔、トレーディングカード系の事故がありました。ネットでは何千円とか何万円とかの値がつくようなカードだったらしいのですが、普通にお店でカードを買う値段しか補償されなかったということがありました」と語る。配達中の破損においては、レアリティのような付加価値は考慮されない。そのため、8万円で譲ったフィギュアは、材料費の5000円のみが賠償され、制作者にはモヤモヤが残る結末となった。


    宅配便では、基本的には補償がない。一点ものや美術品など付加価値のつく商品を送る場合は、発送側も万が一のことを考え、別途保険をかけた方がよいだろう。


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