衝撃的な設定とスリリングな展開で話題の漫画『姪っ子と夫が不倫するのは当たり前ですか?』(原作:サレ妻miku/作画:矢野恵)。物語は冒頭から不穏な空気が漂い、最後には衝撃的な結末が待っている。今回は、作画を担当した矢野恵さん(@yano_megum)に、制作の舞台裏やキャラクターづくりの工夫について聞いた。
「まさか不倫に発展するとは…」作者が語る原作の衝撃
矢野さんは、最初に原作を読んだときの印象について、「夫と姪っ子が不倫関係になるなんて信じられませんでした。仲のよい親族もいるなか、不倫にまで発展していたらたまりませんよね。読み進めていくと個性的な登場人物に引き込まれますし、予想もつかない真相が待っていて、最後まであっという間に読んでしまいました」と語る。
登場人物のビジュアル化にあたり特に意識した点として、「主人公のワコは自立した女性のイメージを持ちつつも、親しみやすい柔和な雰囲気を意識しました」と話す。それに対して姪っ子のミサトは、「いかにも量産型女子というイメージで、今どきの若い女の子の要素を詰め込んでいます。そんな小悪魔のような姪っ子に、夫のタクはデレデレ状態ですから、タクは自然とだらしない印象の男性像になりました」と、キャラクターデザインの意図を明かした。