ウォーカープラス
  • 送達ねこ(@jinjanosandou)


    「その家の玄関先にいるのは、この世の人ではない人でした」というフレーズから始まる奇談。現役の郵便配達員たちが実際に体験した怪異を漫画化した『郵便屋が集めた奇談』のエピソードについて、この漫画を描いた現役郵便局員の送達ねこさん(@jinjanosandou)に話を聞いた。


    「除霊」を試みた配達員と、最強の母の愛


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    配達員がある一軒家へ配達に行くと、いつも同じ場所に長い黒髪の悪霊が立っていた。そこは以前、一家心中があった家だったという。凄惨な事件だったがあまり報道はされず、不動産屋が関係者を形だけ入居させたこともあり、新しく引っ越してきた夫婦は事情を知らなかった。


    そのため霊感のある郵便局員には“よくないモノ”が視えていたが、新しい住人には視えていない様子。郵便局員は「視えない人たちでよかった…のか?」と悩み、ついにある行動に出る。その行動とは、庭先に「白い粉」をまき、住人に言わずになんとか除霊をしようとしたことだった。


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