ドラマ24『40までにしたい10のこと』、『仮面ライダーガヴ』などに出演し、注目を集める庄司浩平さん。自身が制作に深く関わった写真集へ込めた想いについてインタビュー。さらに、ブレイクのきっかけとなったドラマ作品について振り返ってもらいながら、俳優としての自身について語ってもらった。

「一度しか見てもらえないのは寂しい」見るたびに違う感情を抱ける写真集に
――写真集『だから、ぼくは』は、庄司さんが書き下ろした文章によるストーリー仕立ての写真集になっていますね。
【庄司浩平】文字を書くことが好きだったので、文字と組み合わせた写真集を作れたらおもしろいんじゃないかなと思ったんです。一度読み終わった写真集を、また手に取ろうと思ったことがないなと感じていて。一度で満足してしまうというか。一度しか見てもらえないのは寂しいので、見るたびに違う感情を抱ける作品にしたいなと思い、このような見せ方のものが出来あがりました。
――1st写真集と比べて、制作に携わるスタンスにも変化はありましたか?
【庄司浩平】全く違っていると思います。最初の写真集のときは何もわかっていなかったので、何をやるか、どんな衣装を着るかなどについては関わっていませんでした。1st写真集はそういったフレッシュさや、写真集といえばこうだよねという王道をやるよさだったりが求められているものだと思います。ただ、今回は2冊目ということで深く関わっていろいろな意図を込めながら、新しいことができたらと思って取り組んでいきました。