南九州一の繁華街である鹿児島県の天文館を舞台に、情に厚い探偵たちが織りなす人間ドラマ『天文館探偵物語』(2025年12月5日(金)公開。鹿児島県では11月21日(金)より先行公開)。2025年11月6日には、TOHOシネマズ日比谷にて完成披露試写会&舞台挨拶が行われ、主演の寺西拓人さん(timelesz)をはじめ、大原優乃さん、肥後遼太郎さん、室龍太さん、高田翔さん、原嘉孝さん(timelesz)、西岡徳馬さん(※)といったキャストと諸江亮監督が登壇。撮影中のエピソードや作品の見どころなどを語った。
※西岡徳馬さんの「徳」は、正しくは徳のつくりの間に「一」が入ります。

寺西拓人が初主演作への意気込みを語る
本作のストーリーは、以下の通り。
夏の「祇園祭(おぎおんさぁ)」の熱気に包まれる中、バーで働きながら密かに探偵業も営む・宇佐美蓮(寺西拓人)は、相棒の山下健斗(肥後遼太郎)と共に、脱走したペットの亀探しに奔走。その道中で、DV夫から逃げてきたというシングルマザー・凪(大原優乃)と出会う。蓮たちは、凪の働き口と凪の息子・翔真を預けられる託児所を紹介するが、安心したのもつかの間、翔真の誘拐事件が発生。凪は翔真が地方創生担当大臣・板倉雄馬(西岡徳馬)の息子・靖幸(室龍太)と自身の間に生まれた子だと明かす。一方、板倉は天文館の再開発を強引に進め、街の人たちの居場所だけでなく思い出さえ奪おうとしていた。蓮たちは凪親子と天文館を守るため立ち上がる。