水が豊富で気候もよく、古くから和紙作りの文化が根付いている岐阜県。その中でも美濃市は1300年の歴史を誇る和紙の一大生産地として知られている。そんな美濃市の中心地から車で約20分ほどの場所には、和紙について学び、紙すきもできる参加体験型のテーマパーク「美濃和紙の里会館」がある。自分ですくことができる、伝統的和紙すきを体験しながら取材してきた。

ユネスコ無形文化遺産に認定されている美濃和紙の製造工程である手すき和紙技術。その伝統的和紙について学び、紙すき体験もできるのが参加体験型のテーマパーク「美濃和紙の里会館」。1300年以上の歴史を誇る本美濃紙、美濃紙を紹介するだけでなく、紙の世界史などもわかりやすくかつ専門的に展示されており、紙についての基礎知識を深めることができる。
地下のフロアは広々とした体験コーナーとなっており、伝統的和紙すき体験ができる(体験には予約が必要)。個人客ならば、空きがあれば当日カウンターで予約をすることも可能だ。