
ホラー映画やパニックもので「真っ先に死ぬタイプ」のキャラクターが、もし最強のフィジカルを持っていたら――?いわゆる“死亡フラグ”にスポットを当て、あらゆる危機を物理で粉砕していく様を描いた『〇〇で死ぬタイプの体育教師』シリーズ。ヤンマガWebでの連載を経て、全7巻で完結した本作は、その爽快なギャグと意外なストーリー展開で多くの読者を魅了した。今回は、完結から時を経た今だからこそ、作者の酒井大輔さん(@sakai0129)にインタビューを実施。名作誕生の裏側や、完結に込めた思いを改めて振り返る(インタビュー後編)。

「連載は本当に疲れました(笑)」完結後の偽らざる本音
長い連載を走り抜けた感想について、酒井さんは開口一番「ありがとうございます!連載は本当に疲れました。とにかく疲れたという感想になります!」と、正直な心境を吐露する。「ゴリせん」という強烈なキャラクターを通じて、読者には「短い間でしたが『お付き合いいただきありがとうございました』とお伝えしたい」と感謝を述べた。