12月になると街がライトアップでキラキラと美しく輝き、大人も子どもも浮き足だってくる。そんなシーズンにおすすめの「展望室」がある。街のライトアップはきれいだけど、外の気温は低く、寒くて凍えそう…という人には屋内から夜景を眺めるという選択肢を提案したい。小さな子ども連れでも屋内なら風邪をひかせてしまうリスクも減り、トイレもあるので安心!しかも無料開放している展望室とくれば、ファミリー層にもってこいである。そんな展望室が、「日本新三大夜景」のひとつである横浜にあった。

国内最大級のイルミネーションイベントが開催される横浜の展望ラウンジとは?
12月の横浜といえば、国内最大級のイルミネーションイベント「夜にあらわれる光の横浜〈ヨルノヨ2025〉」が開催されており、横浜の街全体が光と音楽にあふれている。「そんな横浜に、無料でイルミネーションが望める屋内の施設なんてあるの?」と疑念を抱くかもしれないが、あるのだからすごい!その展望ラウンジとは、2020年に移転した横浜市役所の3階にある市民ラウンジである。夜景といえば、高い場所から見下ろすものを想像する人も多いだろう。確かにこの市民ラウンジは低層階にある。しかし低層階にもかかわらず、ランドマークタワーを中心とした高層ビル群を一望でき、その大パノラマは圧巻である。「夜景が楽しめる夜の時間帯の市民ラウンジは本当におすすめですよ」と紹介してくれたのは、横浜市総務局管理課の市民ラウンジ担当者である。担当者に詳しく話を聞いてみた。