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「猫の柄の話し」 画像提供:白熊便利軒ホセ(@sasadebris)


愛猫を亡くした人たちから「何度も読みたくなる」と反響が寄せられている漫画がある。白熊便利軒ホセさん(@sasadebris)による「猫の柄の話し」だ。猫は死後、天国で一旦すべて真っ白な姿に戻り、新しい命を得るときに再び柄を与えられ転生するという設定が話題を呼んでいる。今回は、本作の制作の裏側について作者の白熊便利軒ホセさんに話を聞いた。


天国で柄を選び、生まれ変わる猫たち


前任者からの伝達事項(1) 画像提供:白熊便利軒ホセ(@sasadebris)前任者からの伝達事項(2) 画像提供:白熊便利軒ホセ(@sasadebris)前任者からの伝達事項(3) 画像提供:白熊便利軒ホセ(@sasadebris)


天国で真っ白な姿に戻った猫たちの前に、熊の姿をした「神様」が現れる。神様が置いた新しい柄のボトルから、猫は自分の好きな柄を選べるという設定だ。猫たちは「俺はシャム!」「俺はペルシャだ」と意見を言い合い、瓶の中の遺伝子(シロップ)をかけることで新しい姿となる。


転生を迎えた猫にシロップをかけると、かっこいいハチワレ猫に。期待通りだったのか、新しい人生にワクワクした様子で地上へ向かうトンネルをくぐっていく。この物語は、愛猫を亡くした飼い主の「いつか生まれ変わって帰ってくるかも」という温かい思いを込めて描かれている。


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