
婚活中にマッチングアプリで年下男子・こうきと出会ったアラサー女子のアイコ。見た目もよいし、大手IT企業勤め。よいかもと思ったとき、食事でまさかの「1円単位のワリカン」をされたことから物語は始まる。衝撃の“ワリカン男”と、おごられて当然と考える“昭和女”は、一見わかりあえないと思いきや、少しずつお互いを理解し、惹かれ合っていく。
古い価値観をひきずっているアラサー婚活女子が、合理主義な理系男子との恋を通じて価値観をアップデートしていくラブコメ漫画「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」。注目を集める同作について、作者のコニシ ナツコさんに制作秘話を聞いた。
作者の実体験が発端の「価値観の違い」



コニシさんが漫画を描き始めたきっかけは、30代半ばになってから偶然インターネットを通して大学時代の先輩が漫画家になっていることを知り、「未経験からでも描けるものなのかな?」と思い立ったことだという。イラストから描き始めSNSに載せたところ、漫画のほうが断然ウケがよくて、「こっちのほうが求められてる…?」と思いながら続けてきたそうだ。