日本映画界を代表する脚本家・荒井晴彦さんが監督を務めた、綾野剛さん主演のR18指定映画『星と月は天の穴』(2025年12月19日(金)公開)。綾野さんが体現する“枯れかけた男の色気”、新星・咲耶さんとの濃密なラブシーン、田中麗奈さんとの絶妙な駆け引き、日本映画界に衝撃を与える問題作が誕生した。

綾野剛が魅せる、40代独身作家の滑稽な愛

妻に逃げられて10年、独身のまま40代を迎えた小説家・矢添克二(綾野剛)。娼婦・千枝子(田中麗奈)と時折り軀(からだ)を交え、妻に捨てられた傷を引きずりながら日々をやり過ごしていた。実は彼には恋愛に尻込みするもう一つの理由――誰にも知られたくない自身の“秘密”へのコンプレックスがあった。執筆する恋愛小説の主人公に自分を投影し「精神的な愛の可能性」を探求する矢添だったが、画廊で出会った大学生・瀬川紀子(咲耶)との奇妙な情事をきっかけに、日常と心が揺れ始める。
荒井監督と『花腐し』でもタッグを組んだ綾野さんが、これまでにない“枯れかけた男の色気”を発露。心と体の矛盾に揺れる滑稽で切ない唯一無二のキャラクターを生み出した。