
万引き犯は「いかにも」な不審者ばかりではない。お金に困っていないセレブや、気前よく購入してくれる常連客が犯人というケースも珍しくない。今回は、一度に50万円分も購入するセレブ妻が突然万引き犯になったエピソードを紹介する。なぜ万引きが常習化したのか、その心の闇が夫の口から語られる。
「裏切られた」…常連客に万引き疑惑が浮上



アパレル業界で約10年の接客経験を持つゆき蔵さん(@yuki_zo_08)の実体験ベースの漫画『女社会の知られざる闇。』が話題だ。特に心に残っているのが、“VIP客が万引き犯化した事件”。「顧客の万引き犯化は珍しい話ではない」としつつも、この事件はゆき蔵さんの心に影を落とした。
常連客の万引きについて、ゆき蔵さんは「経験したのは初めてでしたが、周りの店でも話は聞いていました。盗難するのは決まって靴下などの小物ばかりで、“欲しくて万引きした”というよりは“これくらい別にいいだろう”という感じでした」と語る。気さくで仲が良かった常連客への疑惑に、「“裏切られた”って気持ちが一番大きかったです。しばらくは現実を受け止められずにいました」と当時の心境を明かす。