
かつてはコミュニケーションの一環だった「飲みニケーション」も、現在はハラスメントリスクの懸念から敬遠されがちだ。特に男性が女性を誘う場合、細心の注意が必要とされる。今回は、男性上司が女性事務員からの要望に応えて食事会の声がけをしただけなのに、セクハラで人事に訴えられそうになった実話エピソードを紹介する。世の男性にとっては、怪談よりも背筋が凍る話かもしれない…!



「連れて行って」としつこくおねだりしておいて…
ある会社の事業所に、マッサンという女性事務員がいた。彼女は部長に会うたびに「ごはんに連れて行ってください~」とおねだりを繰り返していたが、部長は「また今度ね」と流し続けていた。 ある日、しつこいおねだりに根負けした部長が「みんなで食事に行くけど、一緒に行く?」とマッサンに声をかけた。
しかしその数時間後、部長の身に予期せぬ恐怖が降りかかる。自分から誘ってほしいと懇願していたはずのマッサンが、なんと「セクハラだ」と人事に訴えようとしたのだ。周囲の社員たちが「ヤバイな…」とざわつく事態へと発展する。