ニュースで目にするAIの話題といえば、大企業やIT業界の華やかな成功事例が多いのではないだろうか。では、地方の商店街や農家、そしてあなたの身の回りではどうだろう。「そもそもパソコンが苦手」「身近に聞ける人がいない」と、スタートラインにすら立てずにいる人も少なくないかもしれない。かといって、オンライン講座さえ用意すれば解決、という単純な話でもない。紙とFAXが当たり前の現場では、「これからはAIだ」と言われても、何から始めればよいのかわからず、戸惑いだけが募っていくのが実情である。
そうしたなか、会員数2.5万人超のビジネス向けAI学習コミュニティを運営する株式会社SHIFT AIがあえて選んだのは、47都道府県それぞれに“ゆるくAIに触れるリアルな場”をつくるアプローチだった。この「ゆるっと作業会 47PROJECT」(以下、「47PROJECT」)から、AIとは無縁に見えた人たちの働き方が変わり始めているという。
そこで今回は、SHIFT AI コミュニティ事業本部ゼネラルマネージャー・西田健太郎さんに、地方が直面するAI人材不足のリアルと、「47PROJECT」を通じて全国に広がる“リアルな場づくり”の狙いについて聞いた。